2010年6月14日月曜日

毅然とした算数を(1)

日本の子供たちの学力低下がとどまるところを知らない。

近年の国際的調査が明らかにしたところによれば、日本人の小学生の算数の学力は先進国中、ほぼ最低に近い水準であるという。

そもそも資源乏しい我が国にとって、技術革新を可能とする独創的、科学的精神の涵養が国の生命線であることはいうを俟たない。

ゆえに、あらゆる科学の母たる数学教育の崩壊はこれすなわち、国家の土台の崩壊といっても過言ではないのである。子どもたちをして数に親しませ、算数好きにするのが、何よりも急務といえよう。

近年多くの愛国者より確実な実績とともに提案されている画期的教育法は、児童の情動に毅然として働きかけることにより、愛国心を育むというものである。具体的には国歌と国旗の使用が関わり、あまたの成功例が伝えられている。

わたしは、日本の子供たちの数学的思考力を養うのに、この教育法以上にうってつけのものはないと考える。国旗と国歌で、愛国心が育つのならば、やはり算数に関する歌と旗で、子供たちに数を愛し、計算を喜ぶ心を育めぬことはあるまい。

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