2011年6月30日木曜日

SLAVE TO LOVE

NPO法人 奴隷しつけ塾
設立趣旨書

市民が育てる奴隷社会!

【設立の趣旨】
先進諸国の中でも類を見ない速度で進む高齢化の解決の切り札として、奴隷制の導入はかねてより議論されてきましたが、この度の福島の原発事故による電力不足という事態を受け、奴隷による「奴隷力発電」の可能性も大きくクローズアップされてまいりました。

日本人は我慢強く、忍耐を美徳とする民族であり、その大部分を占めるサラリーマンは膨大な奴隷予備軍をなすといっても差し支えありません。また近年世間を賑わしている格差社会もまた奴隷制への期待を高めています。

このような奴隷制への機運・要望が社会的に高まる中、わたしたちは奴隷の育成メソッドの速やかな確立・実践・普及がなによりも急務であると考え、ここに特定非営利活動法人「奴隷しつけ塾」を設立することにいたしました。

日本中に沸き起こる奴隷待望論に応えるべく設立された「奴隷しつけ塾」のミッションは次の3つです。

1)奴隷が奴隷らしく奴隷として奴隷労働に打ち込める社会作り
来るべき高齢化社会において従来の経済発展を維持するためには安価な労働力としての奴隷労働が欠かせません。そのためには日本社会が「奴隷にやさしい社会」に変わる必要があります。

具体的には今後10年間の間に100万人の奴隷を創出します。このうち3割を日本人、7割を外国人が占める予定です。出生率の低下が問題となっておりますが、奴隷として恒常的な欠乏状態に置けば、することがなくて自ずと奴隷の出生率が上昇すると見込まれます。

なお、外国からの日本の経済力に憧れてやってくる外国人の奴隷受け入れや在日コリアンの奴隷化に関しては、日本人の奴隷化よりも厳しい基準を設けるべきだと考えております。

2)クリーン・エネルギーとしての「奴隷力発電」の普及
脱原発が叫ばれる今、もっともエコ・フレンドリーであり、最高にゼロ・エミッションである奴隷による発電を推進します。

奴隷力発電には①奴隷の動力による発電、②奴隷による火力発電との2種があり、まずは①の普及発展を目指し、高齢者の奴隷が増え次第、②を大規模に開始する予定です。

具体的な目標としては、10年以内に数戸に一箇所、奴隷力発電所を設け、太陽発電と併用することにより、電力の安全供給を実現。なお、この奴隷力発電所には、地震や津波対策は一切不要となっているのも魅力となっています。

3)合い言葉は「市民が育てる奴隷社会!」
成熟した日本の市民社会にふさわしく、「官主導」ではなく、市民が主役となって奴隷を育てる「市民主導」の奴隷育成を目指します。

「奴隷しつけ塾」は市民の立場を生かして、奴隷関連NPOの各団体と市民、専門家、奴隷などと幅広いネットワークを形成するとともに、奴隷に関わる諸機関、行政や企業、奴隷商人とも連携しながら、「奴隷しつけに関する情報発信」、および「市民による奴隷しつけのための基盤整備」を進めていきます。

「奴隷しつけ塾」の具体的な活動としては以下のようなものを計画しております。

A)奴隷育成事業
・「奴隷しつけ塾」独自の奴隷育成プログラムの開発
・奴隷のための日本語教育テキスト『はい、マスター!』(初級・中級・上級)の発行
・「奴隷しつけ塾」認定奴隷制度の確立
・冬期ガレー船研修

B)奴隷制に関するアドボカシー活動
・奴隷適性判断チャートの製作
(例)
どちらかというと人の下にいるほうがすき。 YES →奴隷!
マナーや作法、言葉遣いにうるさいほうだ。 YES →奴隷!
ネクタイを締めていると落ち着く。 YES →奴隷!
沈黙は金だと思う。 YES →奴隷!
昔のやんちゃをすぐに自慢してしまう。 YES →奴隷!
行きつけのメイドカフェがある。  YES →奴隷!

C) 奴隷に関する啓発事業
・世界の奴隷あれこれを紹介するパンフレットの制作
・奴隷のための修身読み物の刊行(奴隷労働の休憩時に与えるとよい)
・優良奴隷商人の表彰

D)子ども奴隷しつけ(奴隷の英才教育)
・有名学習塾と提携して、幼児より徹底した奴隷教育を。

E)奴隷オーナーを対象とした相談事業
・サイト「奴隷の困りごとQ&A」の運営
・「奴隷しつけSOSホットライン」設置
・奴隷の懲らしめ方、奴隷の反乱を防ぐコツの伝授
・悪徳奴隷商人詐欺被害相談、奴隷クーリングオフ制度の推進

F)奴隷の販売事業、仲介事業、奴隷マーケットの開発、奴隷の処分請負事業
・特定非営利活動法人事業に係わらないその他の事業として行う。

G)奴隷グッズの製造販売
・足かせ、首かせ、鞭、烙印(アナログもしくはデジタル、GPS追跡機能つき)など。

H)未来の奴隷に関する調査・研究・政策提言・・・・・・「奴隷は捨てるところなし」を実現するために。

以上の活動は、一個人の力では到底実現はできません。趣旨にご賛同いただける市民のみなさまのご協力、奴隷のお前らの徹底服従を切に願っております。小さな一歩、ささやかな想い、ほんのちょっぴりの勇気、わずかな奴隷根性があれば日本はきっと奴隷制社会に変わる/変えられるのです。

携帯位牌

(試験監督)「ちょっと、試験会場には携帯は持ち込み禁止ですよ」

(受験生)「は?」

「携帯電話はここに置いて行ってください。いろいろ問題がありましたのでね。預かり証を渡しますから。電源は切ってくださいね」

「携帯? 違いますよ。これは位牌ですよ」

「いや、どう見ても携帯電話にしか見えませんが」

「位牌ですよ! おばあちゃんの! ぼくの合格を楽しみにしてた矢先に・・・・・・」

「なんであれ、携帯電話の持ち込みは認められません」

「だから、携帯ではなく位牌なんですって! 見てください、携帯がこんな風に立ちますか? 仏壇に置く感じで? この金文字の戒名はどうです? どこに番号があるってんです? ええ? この数字は命日です! わかります? auではなく、namuのほう! ボーダフォンではなく、仏法僧のほう! KDDIではなく、ギャーテーギャーテーのほう! Softbankではなく、卒塔婆のほう!」

「いいえ黒いカバーをつけたiPhone! さあ、渡しなさい!」

「ははーん、ひょっとしてiHigh(アイハーイ)をご存知ない?  新時代の信心を支えるスマート位牌を」

「知りません! 渡すことができなければ試験会場への入場を認めませんよ! 」

(受験生、強行突破を試みる。押し止める試験監督。両者揉み合い。そのとき着信音。試験監督)「うわ、鳴った!」

「はい、もしもし!」

「出た!」

「おばあちゃん? うん、元気。今、試験。試験監督の人が入れてくれないの。うん、うん、ちょっと待って。おばあちゃんが代わってって」

「代わって! (しぶしぶと)はい、代わりました。あのですね、お孫さんがですね、携帯を試験会場に持って入ると言い張ってましてね、これは規則上許可できないというわけで、ええ、なに、『あの世には』、はい、『試験もなんにもない』って、そんな、あ、切った!」

 (試験監督から奪い取って)「ありがとう、おばあちゃん! ぼく頑張るよ! さあ来い! さあ解いてやる!」(と試験会場に入ろうとする)

(立ちふさがって)「絶対ダメ。許可できません」

(受験生、おいおい泣き出す)「ごめんよ! おばあちゃん! おばあちゃん! ごめん! 無駄にしちゃった! おばあちゃんの死! これじゃ犬死にだよ!」 (位牌で自分の頭を叩きはじめる)

「ああ、もう、やめなさい、やめなさい! しかたがない! 特例として認めましょう。ただし、電源を切って机の上に置いたままにしておくこと。それに、絶対手に触れてはダメ!」

「えー、それは困ります。絶対に困ります」

「なんで?」

「だって、それじゃおばあちゃんの知恵袋が使えないでしょ!」

「Babaa!知恵袋!」


【回答受付中の質問】 困っています。
shikenkantokuさん

携帯電話を位牌と言い張る受験生がいて困っています。対処の仕方を教えてくださ・・・・・・