2011年4月4日月曜日

復興の秘策

英語のニュースなどをネットでちらちら見ていると、菅直人首相のことを、Kanではなく、Khanと書いているメディアがたまにある。このKhanを辞書で引いてみると以下のとおり。

【カーン、ハン、汗:中世のタタールモンゴル諸部族の支配者】

てことは、チンギス、フビライ、チャガタイのほう。

もちろん、欧米人にとって(アラブ人にとっても)タタールは野蛮の代名詞。その語感はおそらく今も生きているにちがいない。少なくとも「スタートレックII カーンの逆襲 Star Trek II: The Wrath of Khan」のカーンは独裁者、つまり悪役だ。

ちなみにスタートレックのカーンの写真はウィキペディア(2枚目の写真のほうがいい)で見ることができる。

ところで、この菅首相、欧米メディアでいまいちキャラ立ちしていないとの話。不眠不休の活躍で評判をとった枝野官房長官を「PM Kan」と紹介した新聞もあるとか。

首相といえば国家の顔、これからますます世界各国からの支援が重要となる状況で、首相が目立たないようでは復興もおぼつかない。

そこでわたしは「菅」の公式の英語表記をKANから、欧米でキャラ立ちしているKHANへと変えることを提案したい。

そしてこの変更に合わせて、「イラ菅からキラー・カーンへ!」をコンセプトに菅首相に次のような政策的ファッションで登場していただこうと思う。

1)おどろおどろしいヘアスタイルとメイクで原発を威嚇。

2)肉のこびりついた獣皮でできた防災服を着こなし、大胆に胸はだけて。さらに水牛の頭蓋骨をかぶってヘルメット代わりに(角には血糊をさりげなく)。最小不幸社会は最大ワイルド社会!

3)男根をかたどったアクセでちょっぴりエキゾチックな宗教をアピール。欧米セレブはもう興味津々だ。

4)いつでも生肉(もちろんタルタルソースをまぶして)に齧りついて、世界に向けて食の安全を発信。

ナオト・カーン。

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