2011年8月31日水曜日

荒唐無稽文化遺産

ハラキリを無形文化遺産に 文化庁 来年の申請目指す

文化庁は日本の伝統的自決方法である切腹を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産として登録申請を行う方針を明らかにした。

登録に向けた準備として、有識者や切腹経験者による推進委員会が来月早々にも組織される。同委員会では、切腹の歴史、作法などを取りまとめ、日本独特のハラキリの美を世界にアピールする予定だ。

今回の決定に切腹関係者は一様に喜びを隠せない。

切腹に関する啓蒙活動で知られる高田徳治さんは「新渡戸稲造がすでに指摘しているように、切腹は日本の誇るべき文化であり今回の登録申請の動きは遅すぎるぐらい。これをきっかけに小学校でも愛国心とともに切腹の作法も教えられるようになれば」と期待をかける。

また切腹の無形文化遺産登録を長年訴えてきたNPO法人報国忠誠会の原田太刀夫総帥も「登録申請時には本場のハラキリをユネスコのみなさんに是非ともご披露したい」と意気込みを語り、早くもヒートアップ気味だ。 

文化庁は日本料理の無形文化遺産登録を目指すなど国家戦略として日本のブランド力向上を推進している。

(写真)介錯はお・ま・か・せ!=切腹の作法を学ぶ子どもたち(高田徳治さん提供)

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